コスパ最高コース岩舟ゴルフクラブ（栃木県） 栃木県を通る東北自動車道佐野藤岡インターチェンジ近くにあるコスパが魅力の岩舟ゴルフクラブに行ってきました。どんなコースなのでしょうか
岩舟ゴルフクラブは、東北道佐野藤岡インターチェンジを下りてから約10㎞の立地。降りてからの道を15分ほど走れば到着する近さです。佐野藤岡インターと言えば東京から栃木県に入った最初のインターチェンジ、埼玉県や群馬県の県境にも近いところです。佐野と言えば佐野ラーメンが有名です。また降りてすぐにあるのは、アウトレットや佐野厄除大師が有名で、寄り道にも困りません。北関東自動車道を使えば群馬方面からもアクセスの良いロケーションとなっています。このコースプレーフィはというと、一般的には東京など都心部に近いエリアだと少し高めの設定になっていることが多いですが、こちらのコースはハイシーズンの平日で5,000円台昼食付、休日は10,000円台前半の昼食付と場所の割にはリーズナブルな料金設定となっています。ちょっと近場でリーズナブルなコースをお探しの方にはいい料金設定となっています。プランもスループレープランもあるので早くきて早く帰ってよし、ゆっくりきてゆっくり帰るものよしと一日を有効に使うことができます。予約サイトでゴルフ場を選ぶ時は一度チェックしてみるといいかもしれません。
コースはというと距離が短くアップダウンのあるコースです。設計者は加藤俊輔と井上誠一、上田治と並ぶ名設計家です。代表的なコースとで言うとトーナメントも開催されている岡山県のJFE瀬戸内ゴルフ倶楽部、そして代表作としてあの有名な太平洋クラブ御殿場コースも加藤俊輔が設計したコースです。その他にも数々の名門コースを手掛けています。 加藤俊輔が設計しているコースは日本のゴルフ場の立地に多い山岳地帯のコース設計に数多く携わっています。その土地にある自然の地形を生かした設計をすることで、ただ山の中にあるコースではなく、山岳地帯でも面白味のあるコースとして作り上げていくことが特長と言われています。同じ栃木県内にも設計したコースが多く、それぞれを巡ってみることで設計者のメッセージを感じ取ってみるのもいいかもしれません。
一見、距離が短くてアップダウンそして狭いとなると、ドライバーが思いっきり振れなくて回りにくいなという印象を持つ方が多いのではないでしょうか。こちらのコースはティーグランドに立った時にグリーンまでどうやってコースマネージメントするか、まずはそこを考えなさい。そう言われているような気がするホールばかりで、とりあえずティーショットなのでドライバーを持てばいいではなく、時にはフェアウェイウッドやアイアンを持ってティーショットをどこに落としセカンドショットをどこから打てばベストなのかを考えさせられます。もちろんドライバーで打てるホールもありそのホールもどの方向へ打てばいいのか、うまくいけばバーディーチャンスを作りだせるとったコースでした。たとえドライバーが触れなくても戦略性をもってティーショットを打ちグリーンオンさせることもゴルフというスポーツの楽しさ一つなのではないでしょうか。 そんな戦略性の高いコースの中にも癒しがあります。アップダウンもあるせいでコースの途中やジョイントの途中ですばらしい景色をところどころ見ることができます。眼下には東北自動車道と北関東自動車道が交わる岩舟ジャンクション、そして関東平野が一望できます。
お昼はというとカレーからかつ丼、ラーメンもそろっています。一押しは牛ロースステーキでこれが他のコースのステーキよりもリーズナブルで美味でした。 また珍しいことに単品でカレーソースやコールスローサラダとった気の利いたメニューもありさらにご飯のおかわりは無料となっていました。 レストランからは最終ホールのグリーンが目の前にありプレーヤーの姿を楽しみながら食事を取ることができます。
岩舟ゴルフクラブはゴルフ場の大手、アコーディアグループに入っているコースです。岩舟ゴルフクラブ単体の会員権もあるのですがいろんなコースへ行きたいというゴルファーには平日年度会員がおすすめ。アコーディアプライムという平日会員制度を利用すれば岩舟ゴルフクラブの他に関東エリアにあるアコーディアグループのコースで使える割引券やポイントでお得にプレーができます。栃木県茨城県はもちろんのこと千葉県、静岡県のコースも対象なので幅広く利用することができます。大手グループのスケールメリットを大いに利用していますね。
アクセスが良くてリーズナブル、そしてコースは名設計家加藤俊輔を感じながら戦略性が求められ岩舟ゴルフクラブ一度行ってみてはいかがでしょうか。
