千葉県の成田市にある白鳳カントリー俱楽部。コースに近づくにつれて成田空港を発着する飛行機が大きく見えてきます。コースに到着すると、ほぼ真上を通っているようなロケーション。東関東自動車道の成田インターチェンジから8キロ、約10分で到着します。鉄道を利用の場合は、JR成田駅または京成成田駅からタクシーで20分ほどです。クラブバスはJR成田駅から出ています。JR成田駅へは東京駅から65分といったアクセスです。 白鳳カントリー俱楽部は利根川を挟んだ先に茨城県となっています。常磐道から繋がった圏央道を使ってもアクセスが良いところでもあります。また東関東自動車道を使えば酒々井プレミアム・アウトレット、圏央道なら阿見プレミアム・アウトレットと寄り道スポットも見逃せません。
コースは周辺に住宅街があるような高低差20メートルの丘陵地。アップダウンによる苦しみはないものの手強いのは126個あるバンカーです。ティーショットの落下地点、グリーン周りには抜け目なく配置されておりプレッシャーを与えてきます。また池も巧みに配置されており、特に16番17番に連なる池の配置は難易度を高めています。特にロングホールとなっている17番は右側に池がグリーン近くまで配置されており、グリーン手前にはクリークがあるためセカンドショット、サードショットでのマネージメントが求められます。ティーショットをどこに落とすのかグリーンを狙う際のリスクヘッジ、比較的フラットで真っ直ぐなホールでも一筋縄ではいきません。全ホールバンカーの配置をしっかりと確認してからティーショットを打つことになるはずです。ドライバーを握りたいところでもバンカーの位置によっては番手を変える必要もあります。グリーンは２グリーンになっているためショートホールでも広く見えますが、グリーンとグリーンの間には必ずと言っていいほどバンカーがありグリーンに正確に載せたいところです。グリーン自体は面積が広めなのでそこは救いになります。グリーンのアンジュレーションはそれほど目立つ印象はありませんが、グリーンスピードに注意が必要です。ショットの正確性が求められる緊張感が何度でも来たくなる要素です。
クラブハウスはコンパクトな感じですが、コンペルームもあります。浴室にはマッサージスペースやリラックススペースもあります。コンパクトなクラブハウスの一方で練習場はなんと230ヤード30打席と広々、ドライバーの練習もしっかりできます。
ランチメニューはコース名が付いた白鳳御膳を初めチンジャオロース、千葉房総のポークロースかつといったボリュームたっぷりのメニューもあれば、海鮮ちらし寿司といった海の幸を味わえるメニューまであります。またお土産にはアップルパイもありますのでお帰りの際におすすめです。
白鳳カントリー俱楽部では多くのイベントが開催されています。オープンコンペでは定番のハーフコンペやレディース＆シニアコンペを開催。男女ペアマッチも開催されており、スコアに自信のないゴルファーでも同伴者と協力して賞品を狙えます。またプラチナクラブという男性50歳、女性40歳以上の紳士・淑女方々限定のイベントがあります。こちらは内容が豪華、キャディ付プレー、朝食、昼食１ドリンクと売店２ドリンクそしてプレー後の会食までついた内容です。少し難しいコースをイベントで楽しむのもありです。
白鳳カントリー倶楽部は全国にコースを展開するユニマットグループです。入会金年会費が無料のポイントサービスがあり来場した際に貯まるポイントをグループコースで利用することができます。
都道府県別のコース数が日本トップクラスである千葉県の北部にある成田市、言わずもがな成田空港がある街として知られています。実はこのエリアはゴルフ好きにとっては最高のロケーションとなっています。成田空港付近のコースは比較的高級なコースが多くトーナメントコースやメンバーしかプレーできないコースも多く存在します。ゴルフ代が高くつくのではと思いますが、方角を変えるとすぐそこは茨城県。茨城県も千葉県に続くゴルフ場が多数あるエリアです。茨城県もトーナメントコースがある一方でリーズナブルなコースがかなりあります。笠間や水戸のエリアは特にリーズナブルなコースが多いのですが、成田市と隣接している霞ヶ浦周辺にも千葉県に比べるとリーズナブルでコスパの高いコースがあり、早朝であれば一般道を使ってもそれほど時間はかかりません。バリエーション豊かなコースが選べる成田エリアはゴルフ好きにとっては最高のエリアかもしれません。
