静岡県伊豆の国市にある伊豆大仁カントリークラブは伊豆半島の北部に位置しています。 アクセスの方法は多彩。東名高速道路の沼津方面から行くなら長泉ジャンクションから伊豆縦貫道、伊豆中央道を使えば長泉沼津インターチェンジから約50分。東京及び神奈川方面からだと小田原厚木道路を通ってアネスト岩田ターンパイク箱根、伊豆スカイラインを利用すればターンパイク入口からは約1時間でアクセスできます。天気が良ければ富士山をのぞみながらコースに向かうことができます。静岡県のゴルフ場に行く際には楽しみの一つになります。もちろん鉄道を使っても行くことができます。東京駅から新幹線に乗って熱海駅まで約50分。都心から近い観光地として有名な熱海からはタクシーか予約制となっているクラブバスが利用可能。また熱海駅から一つ先の三島駅からは伊豆箱根鉄道に乗り田京駅からはタクシーに乗って約20分でコースに到着します。
伊豆大仁カントリークラブと言えば女子トーナメント「センチュリー２１レディス女子トーナメント」が開催されたコースとして多くのゴルファーに知られています。富士・箱根・天城と名の知れた地名から取った３コースで構成されています。晴れた日は美しく、曇りの日でも時より顔を見せる富士山を眺めながらのラウンドは格別です。第一印象は広いフェアウェイで左右はしっかりと木々でセパレートされたコースといった印象です。ドライバーで飛ばしたい人には大好物の景色が広がります。しかしトーナメントを開催されたコースは見た目とは裏腹に様々な顔を見せます。フラットなホールの中にもアップダウンありアンジュレーションもあるホールが混在し同じシチュエーションがないのが特長です。ティーショットを曲げればフェアウェイバンカーにつかまったり、スタイミーとなる木がセカンドショットの難易度を上げています。真っ直ぐなホールでもグリーン前が打ち上げとなっていたりして距離感を狂わせます。２グリーンとなっているグリーン周りもバンカーが立ちはだかります。そんな中でもグリーンは比較的面積が広くプレッシャーを感じながらも正確なショットを打つことができればグリーンオンは十分に可能です。スピードはさすがトーナメント開催経験を持つコースならではのクオリティです。あらゆる技術を要求されプロがプロの技を見せるにはうってつけのコース設計となっています。
レストランは朝食メニューから昼食メニューも納得のクオリティです。朝は洋食と和食に加え土日祝限定で朝粥定食までありますので、早めに来てゆったりとしてみてはいかがでしょうか。昼食メニューは定番のカレーやラーメンの他、ハンバーグやミックスフライ定食もあります。ハンバーグは手作りのふっくらとした食感がお腹を満たしてくれます。ミックスフライはエビフライのボリュームが午後からのエネルギーを補給してくれます。その他のメニューもどれも美味しそうで迷ってしまうほどです。またおつまみにあるアジの干物揚げものもおすすめです。コンペパーティメニューもあります。
トーナメント開催経験もあることで練習場も250ヤードと本格的、もちろんパター、アプローチ練習場もあります。また女性にはうれしい化粧室も使いやすくなっています。カフェテラスもあるのでスタート前に富士山を眺めながら過ごすことができます。クラブハウスの横にあるログハウスはパーティスペースとして使えるそうです。
都心から約２時間かけてきたなら日帰りではもったいないと思うはずです。目の前に大きくそびえ立つ富士山をもっと拝めていたい。そう思った時には伊豆長岡温泉が入った雰囲気抜群の宿泊施設があり、伊豆大仁カントリークラブとの宿泊パックプランがあります。27ホールあるので２ラウンドしてもいいかもしれません。宿泊ゴルフはゆったりとした時間を過ごすことができるのが最大のメリットです。また伊豆と言えば、たくさんの観光地があるのでゴルフプラス観光を大いに楽しめるエリアでもあるので宿泊パックはおすすめです。
伊豆大仁カントリークラブがある伊豆の国市はネーミングにもインパクトがあることで有名ですが、2005年田方郡伊豆長岡町、大仁町、韮山町が合併してできた市です。伊豆と言えば歴史的にも有名。鎌倉幕府成立に尽力した北条義時が生まれ育った地でもあります。温泉だけではなく、多くの史跡や寺院や神社もあり歴史好きにはたまらないスポットになっています。古くから多くの人々が行き来している東海道沿いに位置し富士山を眺める伊豆の国市は特別な場所でもあるのです。
