茨城県稲敷市にあるJGMセベバレスとロスゴルフクラブ。車で行くと圏央道稲敷インターチェンジから15分、または稲敷東インターチェンジからも15分のところにあります。また電車ではJR常磐線の取手駅からクラブバスが出ています。クラブバスは発着時間が決まっているのでスタート時間に注意です。コースがある稲敷市は茨城県ですが、利根川の向こう側はすぐに千葉県です。千葉県在住の方でも高速道路を利用しても一般道を使ってもスムーズにアクセスできるロケーションとなっております。更に埼玉県からでも外環道や圏央道を使っての来場も可能です。寄り道スポットも圏央道なら阿見プレミアム・アウトレットや千葉方面へは東関東自動車道を使えば酒々井プレミアム・アウトレットと帰り道も楽しみなエリアになります。
コース設計はゴルフファンなら知る人ぞ知る名プレーヤーのデビット・トーマスとセベ・バレステロスの共同設計。霞ヶ浦周辺で比較的フラットな地形ながらもコース内にはアップダウンがあり、二人が設計した18ホールはウッドバンカーを採用した茨城県屈指の戦略的コースとなっています。各ホールとも高い木でしっかりセパレートされておりプレーの集中度を上げてくれます。セベバレスとロスゴルフクラブはパー５となっている1番ホールから戦略性を求められる設計になっており、打ち上げとなっているティーショットの落ち際にはバンカーが配置され、そこに入ると顎の高いバンカーは次のショットでのリカバリーを遮るように立ちはだかります。そしてグリーンにいく花道に近づくと左右は池になっているので注意が必要です。フェアウェイをキープした後のセカンドショットでは左右に曲げると池にいってしまうという罠があるホールです。そんなスタートから始まる18ホールですが、距離は決して長くないもののゴルフで経験する全ての試練を味わえるはずです。ティーショットでは目の前の池のプレッシャーがあるホールが数多いため神経を使ったティーショットとなります。バンカーの数は多くはないものの配置が絶妙で方向性も求められます。グリーン周りもガードバンカーで固められているホールがあり更に砲台グリーンになっているところはグリーンを直接狙うか刻むかの選択を迫られます。ブラインドホールになっているホールもあるのでカートに搭載されているGPSナビをフル活用して攻略することをおすすめします。ショートホールは距離がどのホールも比較的長いのでロングアイアンやユーティリティの出番になります。グリーンは１グリーンなので面積は広くターゲットとしては狙いやすく打ち下ろしから狙う場面ではプラスに働くはずです。２段グリーンになっているホールもあるためアンジュレーションとグリーンスピードによっては難易度が上がる、やりがいのあるグリーンになります。木々の配置は風の読みも難しくさせます。アップダウンのあるシチュエーションでは木々の影響を受けず、ショットするポイントとグリーン上の風に違いができるので、距離感がかなり狂ってきます。グリーン上の旗の動き、狙いポイント付近にある木の揺れ方をしっかり観察することが重要となります。常にフェアウェイを狙ったコースマネージメントが求められる、そんな挑戦しがいのある18ホールです。そしてラウンドしているとそびえ立つ高い木と美しい池が常に目に入るため雄大な景色の中を優雅にプレーしている気分になります。挑戦意欲を掻き立てるコースは公式サイトにて各ホールの攻略法を解説したページもあるので予習ができます。一度ご覧になってみてください。
練習場は縦が250ヤード、横幅も広々としており、ゴルフ場に隣接している練習場の中ではとても珍しい広さをほこっております。この広い練習場ではドライバーもしっかり飛ばすことができ、方向も分かり易いので上達も早いのではと思います。打ちっ放しの左側にアプローチやバンカーも備えており、よくJGMスクールさん方がプロに習っているところを目にします。また練習のみでも利用も可能です。
ランチメニューはJGM名物のチャンポン麺を初め、カレーもルーのみのものと厚切りのロースカツカレーもあります。その他、鰻重やナポリタンといった豊富に取り揃えてあります。おつまみもおすすめ。朝早めに到着した方は朝食メニューも洋食と和食と２種類あるので朝食を摂って練習場で練習してからスタートしてもいいかもれません。 帰りのお土産には茨城県の常陸牛とローズポークのメンツカツがあります。
JGMセベバレスとロスゴルフクラブがあるエリアはゴルフ場が霞ヶ浦を取り囲むようにあるゴルフ銀座です。海とは違った美しさを見せる霞ヶ浦と遠く筑波山が見える雄大な景色はフラットな地形が生み出す茨城県ならではです。圏央道を使えば埼玉県にも千葉県にもいけるアクセスなので、おすすめのゴルフエリアです。
