アクセスは中央自動車道の上野原インターチェンジを降りてから約20分、地図で見ると山の中にある感じですが、意外とスムーズに行くことができます。上野原インターチェンジと言えば、東京方面から中央道に乗ってすぐのインターチェンジです。都心の人からすると山梨県にゴルフに行くとなると宿泊でというイメージですが、桜ヒルズGCなら東京に限りなく近い山梨県といったロケーションです。また八王子ジャンクションで繋がっている圏央道があるので、神奈川方面や埼玉方面からのアクセスも便利。インターチェンジを降りてからもあまり渋滞するところもなさそうです。電車で行く方は中央本線上野原駅から送迎バスも出ています。新宿から上野原駅までは約1時間15分。文字通り東京駅から都心の真ん中を通り多くの路線と接続している中央線で行けるとなると電車で行くのもありかもしれません。山梨のコースを宿泊で行きたいのなら1日目は都心から近い桜ヒルズゴルフクラブをラウンドして、2日目は山梨の河口湖や甲府方面へといったプランもいいのではないでしょうか。
距離はバックティで回っても6,000ヤード程と短めのコースです。コースは各ホールが自然の木にしっかりセパレートされていて、自然に囲まれながらプレーしていることを実感できるコースです。アウトコース、インコースともにスタートホールは打ち上げホール。山の隙間を縫うようにホールが形成されていて打ち下ろしのホールでは眺めの良いところもあります。山の中、打ち上げとなると狭くてトリッキーなイメージになりますが、ティーショットの落としところはフェアウェイが広くなっていて、それほどプレッシャーは感じないかと思います。アップダウンはあるものの左右は広いので思い切ってドライバーを打つことができはずです。途中は微妙にあるアンジュレーションやスタイミーとなる木々を注意する必要はあります。グリーン周りはバンカーが取り巻くレイアウトではないのでアプローチで、バンカーを気にすることはあまりないかと思います。2グリーンにしているのでショートホールでも多少曲げてもサブグリーンにオンすれば大ケガには至らないでしょう。グリーンは大きなアンジュレーションがないところでもラインを読むのが難しいところもあるので油断はできません。
アップダウンがあったり、ブラインドホールが多く見られるコースでは、カートに搭載されているGPSナビが大活躍してくれるはずです。グリーンまでの距離だけではなく高低差による距離の違いまでチェックすることで打ち上げや打ち下ろしでも的確なクラブ選択をすることができます。グリーンまでのハザードまでの距離も把握しながら、コースマネージメントも大切です。ブラインドホールではボールの落ちる地点の状態は、ドライバーを打っていいのか、フェアウェイウッドやユーティリティを使うのかの判断もナビで確認できます。ミドルホールでも距離が短いホールではティーショットが落ちるポイント付近にバンカーなどハザードがあったりするので、この場合でもナビで距離をチェックしておけばクラブ選択を的確に判断ができます。こちらのコースはあまり距離もないので、GPSナビを活用することで距離感を掴めば良いスコアが出やすいといったこともあります。またスコア入力もできるので、コンペでリーダーズボードを使用すれば他の組の人のスコアもわかるので盛り上がります。
桜ヒルズゴルフクラブはオープンコンペプランが充実しています。通常は平日開催されているパターンが多いですが平日だけではなく休日にも開催しているので土日祝休みの方は仲間を誘って参加することでできます。ただプレーをして終わりではなく賞品をもらうことができるオープンコンペはゴルフの楽しみが倍増します。また少し後ろめたい思いをしながら来ているゴルファーも家族への良いお土産になるはずです。
レストランは中央道談合坂サービスエリアなどを運営している会社が入っておりメニューも充実。1日10食限定の特製メンチカツ御膳から女性限定のレディースランチもあります。生姜焼き御膳はやわらか茹豚を使用していて病みつきになりそうな食感です。またコンペのパーティメニューも「反省会コース」「ワイワイコース」「得々コース」と好みに合わせたものが用意されています。朝食メニューも和洋食揃ったボリュームたっぷりのものがあるため余裕をもって来場するのもおすすめです。
山梨県にある都心に限りなく近い桜ヒルズゴルフクラブは一度行くとまた行きたくなるアクセスのコースです。